健康のための新しい基準【PAI】
最近、耳にする「PAI」と言う言葉、ご存知でしょうか?
健康のための新し基準として、使われているようですので説明させて頂きます。
また、最後にPAIが計測出来るスマートバンドもご紹介いたします?
PAIとは
PAI(Personal Activity Intelligence)の略となります。
パーソナル(個人の)、アクティビティ(活動を)、インテリジェンス(知能・科学で作り出す)。
そして、世界で初めて計測した心拍数を健康スコアとして数値化したものです。
概要
PAIは、27年間6万人を対象としたデータから生まれた健康管理システムです。
誰もが知っている1日1万歩の健康指標は、年齢、性別、身長、体重、活動内容によって運動量はバラバラです。
循環器内科専門医「伊藤先生」によると
1万歩の歩行や、30分の運動といっても体に与える影響は、人や条件によって千差万別、坂道なのか平地か、あるいはスピードによっても異なります。
健康に与える身体活動は運動のみでなく日常の歩行、地下鉄や会社の階段の昇降等すべて考慮すべきです。
PAIは、平均的な身体活動を、「点」から「線」の一週間のパーソナルアクティビティとして、運動強度の鋭敏な指標といえる心拍数の変動から捉えています。
PAIはノルウェーの研究データを元に、1週間の運動を個人の背景も加味して点数化したものです。
PAIのように心血管病の発生率低下や健康寿命延長まで具体的に数値で示した指標はこれまでありませんでした。
PAIには、ノルウェーの心臓運動研究所の多くの研究結果が反映されています。
基本的に高い強度の運動はたとえ運動時間が短くとも、健康寿命改善には有効です。
週に1度、30分以上の高い強度の運動でもPAIは100点を超えうる一方で、毎日ゆっくり一万歩を歩くだけでは必ずしもPAIは100点を超えません。
各々がPAI 100点を追求することで、健康寿命を維持するための身体活動パターンを認識して、ずっと継続していくことが望まれます。
PAIを数回試してみて、健康に有効な運動を理解する事が良いでしょう。
まとめ
PAIは、年齢、性別、身長、体重などの条件に加えて、安静時心拍数、最大心拍数、条件によって異なる心拍数を分析して、利用者毎の必要な運動量を算出した数値となります。
心拍数をもとに算出するため、歩くだけでなく、サイクリング、ガーデニング、ヨガ、等、あらゆる環境での運動強度を記録した上で、健康スコアを記録する事が可能となっています。
長年にわたる研究結果が、PAIの驚くべき精度を実現たようで、これからの健康指標として話題になってくのではないでしょうか。
PAIが測定できるスマートバンド
PAIが測定出来るスマートバンドは沢山出てきておりますが、その中でも筆者も使っている「Mi Band 6」をお勧めします。
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引用元:Weatherly Admin Youtube動画