新型Lexus IS 元初期型オーナー目線で見ていきます。
Lexus 新型IS カッコよくなりましたね!
一つ前のISはどうもヘッドライトの形状が好きになれませんでしたが、今回の新型はとてもカッコよくなりました。
初期型オーナーであった僕としては、とても嬉しく、購入したい一台となりました。
初代IS(昔の愛車です)↓
赤城山の大沼をバックに撮影してます。
新型は初代とはもちろん異なりますが、デザイン的には近いものを感じております。アグレッシブになったような気もしますが、よりISらしくなったと言うのが第一印象です。
グレード/価格
グレードは大きく三種類、IS350/IS300h/IS300 となり、それぞれ標準/Fスポーツ/バージョンLとなっておりますが、IS350のみはFスポーツのみとなっております。
エクステリア
印象的なのは、ヘッドライト周りが一新された事が好印象で、三眼タイプのLEDヘッドランプになっているのと、スピンドルグリルの両脇にあるエアインテークがある事によってかなりワイド感を出しているように思います。
そして、やはりリヤビューの横一文字のコンビネーションランプが最高に美しいですね。
ボディカラー
ソニックイリジウムが新色として登場しております。
説明文によると、
希少金属のイリジウムからインスピレーションを得た、普遍的な金属質感の美しさを追求した高輝度シルバー。ハイライトとシェードのハイコントラストが特徴で、特にシェード部は、ソニックの高配向技術を活かした鋭く深い陰影表現を実現しました。
https://lexus.jp/models/is/features/body_colors/
とあり、とても金属感のあるボディカラーだと思いますし、やはりソニック技術を使ったレクサスのカラーは他社とは違う輝きを出しますね。
個人的にはやはり、以前所有していた初代の色「レッドマイカクリスタルシャイン」という色が好みです。
インテリア
インテリアは、初代と比較するとかなり質感が上がっており、別物の車内となっております。
また、レクサスと言えばオーディオの音質も良く、音質にこだわるマニアの方にも十分満足出来るレベルになっていると思います。
僕もオーディオが大好きで音質にはこだわっておりますが、レクサスのプレミアムサラウンドシステム(標準)でとても満足出来ております。
標準の音質で満足出来ない場合はマークレビンソンのオーディオを選ぶことも出来ます。
インテリアカラー
グレードにより選べる色は異なりますが、色々な色が選らべるのでインテリアカラーからグレードを選ぶ人もいるかと思います。
走行性能
パワートレイン
IS350にはV6 3.5Lエンジンを搭載し、318PSという驚異的なパワーを持っているのでストレスなく走れると思います。
IS300には2.0Lターボエンジンを搭載し、2Lながら245PSを発生し必要十分なパワーを備えていて環境性能も良いバランスの取れたエンジンだと思います。
この2LターボエンジンはRXにも搭載されており試乗もしましたが、動力性能は全く問題が無かったと思います。
また、多段AT(8速)を採用しており、とても滑らかなシフトチェンジが期待出来ます。(IS350/IS300に搭載)
IS300hでは、2.5Lエンジン搭載ハイブリッドシステムとなっており、ハイブリッドならではの乗り味を味わう事が出来ると思います。
ハイブリッドは何と言ってもアクセルオンに対する反応がく、とてもトルクフルでとても乗り易いですし、環境性能もとても良いのでお財布にも優しいかと思います。
ドライブモードセレクト
グレードにより選べるモードは異なりますが、Eco/Normal/Sport/Sport S/Sport S+/Custom が選べ、パワートレインやシャシーをそれぞれ制御してくれることになります。
カスタムでは自分好みに選択することが可能です。
ハブボルト締結構造
今までのクルマはボルトが出ていて、ホイールを「ナット」で固定していたが、今回は、ホイールを「ボルト」で固定するように構造変更したようです。
これは、BMWなんかでも採用している構造のようですね。
高性能なクルマは、今後このようになって行くのかなと思います。
説明文によれば、
ハブベアリングとホイールの締結を、スタッドボルトとハブナット締結からハブボルトによる締結構造に変更しました。高剛性化とばね下の軽量化により、すっきりとした手応えのある操舵フィールと質感の高い乗り心地に貢献します。またホイール穴が小さくなり、伸びやかなスポークのデザインにも貢献しています。
https://lexus.jp/models/is/features/driving_control/
とあり、高剛性化が図れるようですね。
高剛性・軽量ボディ
スポット溶接や接着剤と言ったものやCピラーの剛性も上げ、フロントドアやリヤドアを軽量化して走りに磨きをかけているようです。
空力性能
見た目にもわかるように空力特性は良いかと思います。
フロント部のエアインテークや各所にエアロスタビライジングフィンを装着しているので空力や静粛性にも寄与していると思われます。
Fスポーツ専用装備
Fスポーツでは専用装備が満載となっており、専用スピンドルグリルやリヤスポイラー等を装備してFスポーツ専用チューンが施されております。
内装に関してもFスポーツ専用8インチ液晶メーター等、随所にFスポーツの特別な装備があります。
安全装備
安全装備はLexus Safety System +を装備しておりますので、国産最高級の安全装備が標準となっております。
また、パノラミックビューモニターやブラインドスポットモニター等も装備されているので、安心安全快適に運転できると思います。
レクサスはどのクルマを選んでも安全装備は問題ないと思います。
主な仕様
最後に簡単に寸法をご紹介しておきます。
全長:4,710mm
全幅:1,840mm
全高:1,435mm
ホイールベース:2,800mm
IS300hのみ4WDが選べ、その他は全て2WD(FR)となっております。
気になるところ
正直、そんなにありませんが、あえて言うなら
- リヤウィンカーがLEDでは無い
- アダプティブハイビームでは無くオートマチックハイビームであること
- メーターパネル内の液晶が小さい
- ヘッドアップディスプレイの設定が無い
位でしょうか。
まとめ
フルモデルチェンジと言って良いほど一新された新型IS、僕としてはデザインがとても好みになりましたので嬉しく思います。
多少気になるところもありましたが、総合的にとても良いクルマに仕上がっていて、とても所有欲をくすぐられる一台だと思いました。
元初期型オーナーとして、見てきましたが、相当良くなっていることがわかりました。
今、初期型を乗られているオーナーの方で、一つ前のデザインが好きになれず買い替えていない方はこれは良い選択肢の一つだと思いますので、是非、レクサスディーラーに足を運んで、実際に見て触って試乗してみる事をお勧めいたします。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
写真出典元:レクサス