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Sony【WF1000XM4】購入後レビュー

TUKASA
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漸く「Sony WF1000XM4」を購入する事が出来ました。
発売は2021年6月25日でしたので発売後、2ヶ月程たった感じですが、いまだに人気は落ちていないようです。

同価格帯である「Bose QuietComfort Earbuds 2020年10月発売」と比較しながら音場、音質及びノイズキャンセリング性能等をレビューしていきたいと思います。

また、合わせて「AirPodsPro」や「ゼンハイザー CX400BT※」とも比較します。
※CX400BTにはノイズキャンセリング機能はありませんので音質についてのみの比較となります。

このWF1000XM4はカナル型と言うことで、個人的には苦手な種類に入りますが、その辺もレビュー出来たら良いなと思っております。
僕と同じようにカナル型が苦手な方への参考になれば嬉しいです。

仕様

同梱物

同梱物としては、イヤホン本体、イヤーピース(S・M・L)Mサイズは装着済み、USB-Cケーブル、取扱説明書類となります。

寸法・重量

イヤホン:約7.3 g x2

Bose QuietComfort Earbudsと比較すると、1g位WF1000XM4の方が軽いですが、この大きさの1gは大きいですよね。
実際に装着してみてもかなり軽い事がわかりますね!

バッテリー

  • 連続再生時間:最大8時間(NCオン) / 最大12時間(NCオフ)
  • 充電方法:USB充電(ケース使用)、ワイヤレス充電(ケース使用)
  • 充電時間:約1.5時間

バッテリーの持続時間は圧倒的にSonyの方が長いですね。
Boseは最大6時間となっているので、2倍の長さです。

Bluetooth

  • ワイヤレス通信距離: 最大10m
  • Bluetoothバージョン: 5.2
  • コーデック: SBC/AAC/LDAC

LDACに対応しているのは非常に大きいポイントですが、対応しているかは端末によって異なりますので、ご確認ください。ソニーが開発したコーデックなのでXperiaなら対応していると思います。

LDACとは

LDACとは、ソニーによって開発された音声圧縮コーデックで、24bit/96kHzに対応していて、ハイレゾ音源の再生が可能なコーデックのことです。

コーデック確認方法

少し話がそれてしまいますが、Android11の場合の確認方法は、設定→開発者向けオプション→Bluetoothオーディオコーデック内にて確認出来ます。開発者オプションが無い場合は、設定→端末情報→ソフトウェア情報→ビルド番号を数回クリックすると、デベロッパーモードになるので、そうすれば開発者オプションが出てきます。

ちなみに、僕の持っているサムスンGalaxy Note10+は対応しております。

カラーバリエーション

ブラックとプラチナシルバーの2種類で、僕が購入したのはプラチナシルバーとなります。

価格

価格は33,000円で購入可能ですが、今では3万円を切る位の価格に落ち着いているようです。
ソニーストアで購入した事がある人は、クーポン券等を上手に使うと多少安く購入することも出来ますね。

質感

とても肌触りの良い材質で、マット調の塗装でサラサラとした感じでとても良い感じです?
また、外装のパッケージはサトウキビや竹、回収した再生紙を使用していて環境に配慮したパッケージとなっているようです。

外装パッケージ

大きさ

ケースをQCEarbudsと比較すると、かなり小さく、とても良い感じですね。
ポケットに入れて持ち運ぶ僕としては、かなりポイントが高いです。

他のCX400BTやAirPodsProとも比較すると、こんな感じですね。
CX400BTと同サイズ位でしょうか。ほんと、ちょうど良いサイズですね。

イヤホン自体の大きさは、CX400BTより少し大きい位かなと思います。

左上:WF1000XM4 右上:QCEarbuds
左下:AirPodsPro 右下:CX400BT

音質

これは、やばいですね!

解像度、音場及び音質ともに文句のつけようがなく、かなり聞きやすいと思います。
人生初のソニー製のイヤホンですが、良い意味で期待を裏切られた感じです。

  • 解像度:WF1000XM4=QCEarbuds>CX400BT>AirPodsPro
  • 重低音:CX400BT>QCEarbuds>WF1000XM4>AirPodsPro
  • 音場・音質:WF1000XM4=QCEarbuds>CX400BT>AirPodsPro

解像度について

解像度はQCEarbudsとWF1000XM4は同等と感じます。
ぶっちゃけ、僕の耳が限界ですw
これ以上、解像度を上げられてもわからないかも知れません。

重低音再生

重低音はCX400BTが凄いですが、より上品な重低音が好みの場合はQCEarbudsやWF1000XM4かなと思います。CX400BTは低音効きすぎ?とも思えてきます。

もちろん、聴く曲によってCX400BTの方が良い時もあります。
例えば、Beat Dominator等、重低音を聴くのはCX400BTの方が得意だと思います。
あまり聴く人いないかな〜いないよね〜。僕もあまり聴きませんけど。
また、エドシーランさんの曲とも相性良いかも知れません。

音場・音質について

音場はQCEarbuds、WF1000XM4共に同等に感じました。
音質についてもそれぞれの世界観が感じられるのでどっちも良い❤️

これは、好みですね。
BOSEの柔らかな低音の響く音、SONYのモニタリングヘッドホンのような解像感のある音、どっちも好きな僕は甲乙つけられません。

どちらかを残すのであれば・・・。答えは後日かな。

今回視聴した曲

  • UTAH:Always
  • Wildson:You Got Me All Lost
  • The Chainsmokers:クローサー、ローゼズ
  • Fifth Harmony:ワーク・フロム・ホーム
  • Perfume:FUSION
  • SIRUP:LOOP
  • Bill Evans:アルバム「At The Mountreux Jazz Festival」に入っている「Someday My Prince Will Come」
  • Jen Chapin:You Haven’t Done Nothin’
  • Rachmaninov:ピアノ協奏曲第二番第一楽章(Krystian Zimerman,Boston Symphony Orchestra,Ozawa Seiji)

装着感

WF1000XM4は初めからコンプライイヤーピースのような低反発なイヤーピース(ノイズアイソレーションイヤーピース)を採用していて、非常によいフィット感が得られます。

しかも本体自体が軽いので、着けている感覚があまりなく、最高です。
落ちてくる気配も感じられませんね。

もし合わない場合でもComply(コンプライ) TrueGrip TG-200等、色々なイヤーピースを試せるのも良いポイントかも知れませんね。
BOSEと異なり、イヤーピースが沢山あるので、困ることはなさそうですね。

また、カナル型が苦手な僕ですが、これは全く問題なさそうです。
ゼンハイザーのCX400BTもそうなのですが、カナル型とは思えない着け心地で良い感じです。
カナル型が苦手な方も一度お店で試してみる価値はあると思います。

ANC(アクティブノイキャンセリング機能)

ノイズキャンセリング機能は素晴らしく、業界最高クラスと謳っているだけのことは有ると感じました。
QCEarbudsとの比較ですが、同等か、WF1000XM4の方が高音を良く消してくれているかな?という感じで、両者ともほぼ互角のように思いました。

今回の比較では、両者ともとても素晴らしいと言うことがわかりました。
AirPodsProとは比較(そもそものコンセプトが違うのかも)してはいけないかも知れませんが、明らかにAirPodsProよりはノイズキャンセリングの利き方は強いです。

外音取り込み機能

驚くほど自然な感じで取り込む事が出来ます。
QCEarbudsも自然な感じですが、高音がWF1000XM4の方が自然に聴こえるように思います。

ただ、両者とも満足度の高い外音取り込み性能だと思います。

外音取り込み時のホワイトノイズの大きさは、WF1000XM4=QCEarbuds>AirPodsProかな。
若干の差はあるものの、ほとんど気にならないレベルだとは思います。

まとめ

選んで後悔しないモデルであることは間違いありません!
驚くほど完成度の高いモデルで「素晴らしい」「ありがとう」と言う感じです。

アプリケーションを使用し、イコライザーの調整が出来ることも良いポイントで好みの音質に変更してあげることも出来ます。僕は基本、フラットのままで聴いてちょうど良い感じですね。

ちなみに、少しカスタムして良いなと感じた調整はこんな感じです。
試行錯誤を繰り返して自分好みに設定することも楽しみの一つかも知れませんね。

また、イヤホンを装着した時のアナウンスも綺麗で、少し残響音の聴いた声でバッテリーの残量や接続状況を伝えてくれる所も良いですね。

冒頭にも書きましたが、SONY WF1000XM4、選んで間違い無いモデルに仕上がっていると思います。
ただ、装着感だけは人によって異なるので、心配な方はお店に出向いて一度装着してみることをおすすめいたします。

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