オートマチックハイビームとアダプティブハイビームについて
今回は、オートマチックハイビームとアダプティブハイビームの何が異なるのかについて説明していきます。
最近の車ではオートマチックハイビームが装着されている車が増えてきておりますが、大きく分けると2種類存在することになります。
法令
ヘッドライトには、通常、ロービーム、ハイビームが備えられています。法令によるロービームの正式名称は「すれ違い用前照灯」、ハイビームは「走行用前照灯」となっており、基本的にはハイビーム走行が基本となります。
ただ、ほとんどの方はロービームで走行していると思います。
交通量が多い道路についてはむしろロービームしか使わないのではないでしょうか。
種類
オートマチックハイビーム
ヘッドライトの上下の向きを自動で変更してくれるもの。
機能としては、先行車や対向車のライトを認識し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることが出来、先行車・対向車がいなくなったら、再びハイビームでの走行に自動で切り替えてくれる機能となっております。
それ以上でもそれ以下でもありません。
アダプディブハイビーム
先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光するもので、ハイビームを保持したまま走行できるもの。
アダプディブハイビームは、対象物だけをピンポイントで暗くするような制御が可能なシステムとなっております。
オートマチックハイビームのように、ハイビーム、ロービームを単純に切り替えるのではなく、ハイビームを保持しながら対象物だけを暗くして眩しくないようにすることが出来るので、よりハイビームの時間が長く出来、安全に走行が出来ます。
特にこのアダプディブハイビームにつては、2016年に登場したメルセデスベンツのLEDヘッドランプが印象的で衝撃的でした。
この様な機能が今では普通に手に入るというのは本当に素晴らしいと思います。
当時はこのメルセデスベンツのLEDヘッドランプが欲しくて、Eクラスの購入を本気で考えたものです。
まとめ
今から新車の購入を検討されている方は、このアダプディブハイビームが付いている車を条件の一つに選ぶのも良いかと思います。
また、既にオートマチックハイビーム、アダプディブハイビームが搭載されている車にお乗りの方で使ったことがない方は積極的に使用してみては如何でしょうか。
本当に驚きますよ。
今後も楽しみなヘッドライトの深化、新技術が出てきたら改めて説明していきますので、よろしければtwitterのフォローをお願いいたします。
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出典元:トヨタ、スバル、メルセデスベンツ