DIYで失敗しない!トイレのウォッシュレット交換方法と注意点
トイレにウォッシュレットを導入することで、快適なトイレタイムを過ごすことができます。しかし、ウォッシュレットの交換や取り付けについてはDIYで行う人も多いですが、失敗例や注意点もあります。
そこで本記事では、ウォッシュレットの交換や取り付けに関する基礎知識から、DIYやプロに依頼する際のポイント、よくある質問やトラブルシューティングまで、わかりやすく解説していきます。ウォッシュレットを導入したいけれども、どのようにすればよいか迷っている方や、DIYで交換を考えている方は必見です。
ウォッシュレットの交換方法について
ウォッシュレット交換の手順と注意点
ウォッシュレットを交換する手順は、まず電源を切り、水を止め、旧ウォッシュレットを外し、新しいウォッシュレットを取り付けます。注意点としては、電源の切り忘れや水漏れに十分注意することが必要です。
ウォッシュレットの交換に必要な道具や材料
ウォッシュレットを交換するには、ドライバー、スパナなどが必要です。また、新しいウォッシュレットを選ぶ際には、形状、機能、価格帯などを考慮することが大切です。
ウォッシュレットの種類と選び方
ウォッシュレットを交換する場合、種類や機能の違いによって適切なものを選ぶ必要があります。ここでは、ウォッシュレットの種類と選び方について説明します。
シンプルなタイプ
シンプルなタイプは、シャワー機能と便座加温機能を持ちます。多くの場合、温度調整は手動で行います。機能が限定されているため、価格が安いのが特徴です。
ハイグレードタイプ
ハイグレードタイプは、シンプルなタイプに加えて、リモコンや自動開閉機能、デオドライザーなど、多彩な機能を持っています。また、シャワーの位置や角度を調整できるものもあります。そのため、価格が高くなる傾向があります。
ウォッシュレットの選び方のポイント
ウォッシュレットを選ぶ際には、以下のポイントに注目することが大切です。
・機能性:機能面で自分に必要なものが揃っているかどうかを確認しましょう。ウォッシュレットには、脱臭、暖房、乾燥機能など、様々な機能があります。自分に必要な機能を備えたものを選びましょう。
・サイズ:ウォッシュレットは、トイレに取り付けるものですので、トイレのサイズに合わせたものを選びましょう。また、ウォッシュレットの形状やデザインも、トイレのインテリアに合わせたものを選ぶことができます。
・節水性能:ウォッシュレットは、水を使用するため、節水性能が高いものを選ぶことで、経済的かつ環境に優しい選択ができます。
・メンテナンス性:ウォッシュレットは、使用後に掃除が必要です。掃除が簡単にできるものを選ぶことで、清潔に保つことができます。
・価格:ウォッシュレットには、様々な価格帯があります。機能性やデザイン性によって価格が異なるため、予算に合わせたものを選ぶことが大切です。
以上のポイントに注目することで、自分に合ったウォッシュレットを選ぶことができます。また、実際に使っている友人や知人の意見も参考にするとよいでしょう。
ウォッシュレットの機種選定
今回は「東芝 温水洗浄便座 ウォシュレット クリーンウォッシュ 脱臭機能付き SCS-T160 パステルアイボリー 14,800円」にしました。
2023年3月現在だと、SCS-T161になると思います。
詳細な仕様は → こちら
今回の選定基準は、
- トイレが使えず困っているので、直ぐに到着すること(アマゾンプライム便で翌日到着すること)
- 有名メーカーであること
- 安いこと(予算2万円以下)
という事で選択しました。
ウォッシュレットの交換にかかる費用と工期
ウォッシュレット交換の費用の目安
ウォッシュレット交換には、工事の難易度によっても変わりますが、コンセントが無い場合は、高くつくと思います。大体、2万円から10万円程度の費用が必要です。ただし、自分で取り付けをすることで工事費を節約することもできます。
ウォッシュレット交換の工期の目安
ウォッシュレット交換の時間は、2時間から4時間程度が一般的です。
既存のウォッシュレットがあり、故障したから交換の場合には、比較的早く終わると思います。
ウォッシュレットの交換をDIYする際の注意点
ウォッシュレットの交換をDIYで行う場合、必要なスキルと経験があり、失敗することがあるため、注意が必要です。以下では、ウォッシュレット交換のDIYに必要なスキルと経験、避けるべき失敗例について説明します。
ウォッシュレット交換のDIYに必要なスキルと経験
ウォッシュレットの交換をDIYで行うためには、以下のスキルと経験が必要です。
- 水回りの配管工事に関する知識や技術
- 電気配線に関する知識や技術
- DIYに必要な工具や材料の知識や取り扱い方
ウォッシュレットの交換には、水道・電気配線などの専門知識が必要です。また、適切な工具を使って取り扱う必要があります。ただ、ウォッシュレットの交換の難易度は低いので、DIY初心者でも可能だと思います。
ウォッシュレット交換のDIYで避けるべき失敗例
ウォッシュレット交換のDIYでよくある失敗例として以下のようなものがあります。
- 配管の接続が不適切なため、水漏れがある
以上の失敗例は、ウォッシュレット交換のDIYには十分な知識や技術、経験がなければ起こりえます。DIY初心者の場合は、以下の交換手順に従って挑戦してみください。
ウォッシュレットの交換手順
既存のウォッシュレットを外す編
- 便座本体の電源ケーブルを外す(アース線も外す)
- 便器本体タンクへの給水を止める
- 便器本体タンクへの給水菅を外す
- 便座本体に繋がっている給水ホースを外す
- 便座本体を外す
新しいウォッシュレットを取り付ける編
- 新しい分岐金具を取り付ける
- 便器本体タンクへの給水ホースを取り付ける
- 新しい便座を取り付ける
- 便座本体へ給水ホースを取り付ける
- 便座本体の電源ケーブルを繋ぐ(アース線も繋ぐ)
さて、やっていきましょう。
既存のウォッシュレットを外す
電源と、アース線(緑色のやつ)を外しましょう。
止水栓を閉めましょう。我が家はマイナス溝のタイプの止水栓なので、マイナスドライバーで右に回して閉めます。
続いて、スパナを使ってタンクに繋がっている配管を外しましょう。
左側に回せば外れます。
写真の部分を全て外すイメージです。手に持っている新しい分岐金具を取り付けることになりますね。
続いて便座を外しますが、機種によって異なるかと思いますが、大体が向かって右側あたりに便座を外すためのボタンがあるので、押しながら手前に引っ張る事で外れます。
とその前に水抜きをしてから外しましょうね。
外した瞬間に水浸しになるので注意ですね。
こんな本体取り付けステーがついています。
便座を取り外したところ
本体取り付けステーも外しましょう。
黒いものは、ゴムになりますが、これも外してしまいましょう。
さて、新しい便座を見ていきます。
付属品としては、本体取り付けステーと、分岐配管とスパナがついてます。
それから、タンクへの給水ホース(短い方)と便座への給水ホース(長い方)となります。
本体取り付けステーを取り付けていきましょう。
位置が調整出来るので、便座に合わせて位置を何度か調整します。
こんな感じでつけておきましょう。
さて、続いてタンクへの給水ホースをつなぎましょう。
パッキンを忘れずにつけてくださいね。
パッキンも付属しているので安心です。
こんな感じでちょっと長いんですよね。
便座へ給水ホースをつないでしまいましょう。
ここでもパッキンを忘れずにね。
本体を取り付けステーに沿って後ろに押し込む感じで取り付けます。
カチッとなるまで押し込みます。
最後に電源ケーブルをつけて完了ですね!
色が合わないのは仕方ありません。
若干、給水ホースが芸術的になってしまいました。
スパナで締め込む際にクルクルと回ってしまうのですよ。
その辺も計算に入れて取り付けてみてくださいね。
ウォッシュレット交換のまとめ
ウォッシュレットの交換について、主にDIYで行う方法を解説しました。DIYでの交換は比較的簡単に行うことができますが、必要なスキルや知識がありますので、十分に準備しましょう。
以下に、今回の記事の重要なポイントを箇条書きでまとめます。
ウォッシュレットの交換は、DIYで行うこともプロに依頼することもできます。
- DIYで交換する場合には、必要な工具や知識を十分に準備し、安全に作業を行いましょう。
- プロに依頼する場合には、信頼できる業者を選ぶことが重要です。業者選びのポイントとしては、料金やサービス内容だけでなく、実績や口コミなどを確認することも大切です。
- ウォッシュレット交換に関するトラブルの解決方法として、電源の確認や配線のチェック、パーツの交換などが挙げられます。
ウォッシュレットを使用する際には、正しい使い方を守り、清掃やメンテナンスも適切に行うことが大切です。 以上が、ウォッシュレットの交換についての記事のまとめとなります。
ウォッシュレットは快適なトイレライフに欠かせないアイテムですが、交換や修理については慎重に行うことが大切です。DIYに自信がない場合には、プロに依頼することも検討してみてください。
最後に、自分で交換した場合で一番面倒なのが、古いウォッシュレットの廃棄です・・。
あと、溜まりに溜まった汚れを見るのが辛いですね・・。
それでは、頑張って取り付けてみてくださいね!