TRDドアスタビライザー【1年間使用レビュー】
ドアスタビライザーって知っておりますでしょうか。
TRDから発売されていてボディ剛性を高める効果があるパーツです。
気になっている方もいるかと思いますので、僕が1年間使用した感想をお話致します。
ドアスタビライザーとは?
ドアのストライカー部分の隙間にスペーサーを入れ、隙間を埋めることで、 ステアリングを操作した際の車両の応答遅れを低減しクイックなレスポンスが可能となるパーツです。
特徴
車のドアは、ドアを支える部分は前側に2点あるかと思いますが、後ろ側は、ドアストライカーの1点のみとなっており、また、隙間が空いているためボディーと密着することはありません。
しかしながら、このTRDスタビライザーを使用することで、キャッチ側(ボディー側)にスライディング機構を持たせているため、隙間を無くすことが可能です。
隙間を無くすことによって、ドアとボディーが一体となって、ボディ剛性を向上させるというパーツです。
取り付け後の感想
運転席、助手席、後部座席のドア、合計4枚に取り付けて走り出した瞬間から変化を感じることが出来ました。
具体的には、ハンドルを切ったと同時にボディのよじれが無く、素直に曲がってくれる感じがします。
まさに、ボディとドアが一体となって、塊感のある走り味に変わることが出来ました。
また、ドアを閉めた時の音が「ドン」というような重い音に変わりました。
注意点
取り付けは、DIYでも可能ですが、トルクスレンチが必要なため、持っていない方は購入する方が良いでしょう。
また、対応していない車もあるので、TRDの商品ページの一覧表に無い車は注意が必要です。
取り付け方法
必要な工具
- トルクスレンチ(5~24Nで調整可能なもの)
- トルクスビット(T30とT40の2種)
ドア側は、T30のビットを使用し、5Nのトルクで締める必要があります。
ボディ側は、T40のビットで24Nのトルクで締めます。
取り付け説明書が付いてくるので、よく見て作業をしてください。
まとめ
簡単に取り付けるだけで、車の走りを変えることの出来るパーツです。
本当にこれだけで変わるのかと僕も信じておりませんでしたが、体感出来る位に変化があったことに驚きです。
今回は、1年間取り付けて走り続けてみて、本当に効果があったと感じたためレビューさせて頂きました。
興味がありましたら、ご自身の車が対象になっているか確認してみてはいかがでしょうか。
取り付けた車両:レクサスRX450h(2010)※
※この車は一覧表には記載がありませんが、取り付け出来ました。
画像の出典元:TRDホームページ