車のバッテリー上がりやすいのは夏?冬?
こんにちは、TUKASAです。
車のバッテリーが上がりやすいのは一体どちらなのか?と疑問に思った方もいるのではないでしょうか?一般的に良く言われているのが夏場にバッテリーが上がりやすいと言われておりますね。
理由は、夏場はエアコンを全開で使用するため、消費電力が大きくなり消費(需要)と充電(供給)のバランスが取れずにバッテリーが上がってしまうというものです。
この場合の供給とは、オルタネーターの発電量であり、需要とはエアコンのファン、ヘッドライト及びオーディオ類です。もちろん他にも沢山ありますね。
供給
オルタネーターの発電量は一般的に、走行状態で1時間あたり50A程度となっております。もちろん、大型の車等では、もっと大きくなります。
しかしながら、大型の車はそれだけ消費電力が高いので、車に合わせてオルタネーターの発電量も変わってきますのでバランスという意味では小型車も大型車も変わらないと思います。
需要
消費電力は、エアコンのファンを最大風力にすると約17Aと言われており一番消費電力が高いようです。また、ヘッドライトで10A程度、オーディオで5A程度となっております。
これだけ見ると、十分間に合うように思いますが、アイドリング時だと半分以下の発電量となるため、夏場の渋滞時では、かなり危険な状態になると思われます。
そのため、渋滞等では、エアコンファンを抑えたり、オーディオ音量を下げたりと電気を使うものを意識する事でバッテリー上がりを抑えることが出来ると思います。
バッテリー特性
バッテリーの性能は、温度に影響を受け、温度が高い方がバッテリーにとっては良いようです。しかしながらバッテリー内部の劣化も進みやすいという事も言われております。逆に、温度が低いと性能が悪くなります。
また、バッテリーは、簡単に言うと2.1Vの電池(1セル)を6個繋げて12.6Vにしております。また、放電終止電圧と言うものがあり、放電終止電圧(10.5V)を下回ると急激に電圧が低下して、一気にバッテリーが上がるという事態になります。
まとめ
結局、夏と冬でどちらがバッテリー上がりになりやすいのか、ですが、夏はエアコンのファンによる消費電力が多いこと、冬はバッテリーの性能が悪くなり消費電力が少なくてもやっぱり需要と供給のバランスが崩れる。
そのため、夏冬ともにバッテリーにとっては過酷であり、どちらがバッテリーが上がりやすいとは言えないというのが僕なりの答えとなります。
対策
説明した通り、夏冬共にバッテリーにとっては非常につらいため、日頃のメンテナンスが大切になってきます。
日頃から、放電終止電圧を意識して11V台になったら取り換える等、実施した方が良いと思います。なお、メンテナンスに自信が無い方はディーラーやガソリンスタンドでバッテリーの健康状態をチェックしてもらうと良いと思います。
(ディーラーでは専門のテスターがあり、レシートみたいなもので貰うことが出来るところもあります)
また、セルフチェックが出来るテスターも売っているのでテスターを持ってない方は一つくらいあっても良いかも知れませんね。
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