OttoSafe Camのレビュー|実機で画質と接続を検証
こんにちは。TUKASA BLOG、運営者の「つかさ」です。
今回はOTTOCASTのOttoSafe Camをメーカーさんから提供していただき、実際に車へ取り付けて、Android Autoへの接続やドライブレコーダーの録画、カーナビ画面からの操作、スマートフォンアプリまで一通り検証してみました。
OttoSafe Camのレビューを探している方の中には、「本当にAndroid Autoで使えるの?」「取り付けは難しくない?」「前後カメラの画質はどう?」「ナンバープレートまで見える?」「GoLookアプリは使いやすい?」といった点が気になっている方も多いと思います。
実際に使ってみると、OttoSafe Camは前後ドライブレコーダーとワイヤレスCarPlay・Android Autoをまとめられる面白い製品でした。ただし、私は最初のAndroid Auto接続でかなり苦戦しています。
原因を探っていく中で分かったのが、Android Autoを利用する場合は、いきなりスマートフォンとの接続設定を始めるより、先にOttoSafe CamのレシーバーへWi-Fi接続して、ファームウェアが最新になっているか確認したほうがいいということでした。
一方で、一度正常に設定できてしまえば日常の操作はかなり簡単です。さらに、録画した映像はスマートフォンアプリだけではなく、車のカーナビ画面から直接確認できるため、普段はわざわざスマートフォンを取り出す必要もありません。
この記事では、製品提供を受けたからといって良い部分だけを書くのではなく、私が実際に使って感じたメリット、接続で困った部分、そして正直あまり良いとは感じなかった前後カメラの画質まで、そのまま紹介していきます。
- Android Auto接続前に確認したいファームウェア
- OttoSafe Camの取り付けから初期設定までの流れ
- カーナビ画面とGoLookアプリの実際の使い勝手
- フロント・リアカメラの実映像と画質の評価
本記事で使用している「OttoSafe Cam」は、メーカーより製品提供を受けています。ただし、記事内容や評価についての指定は受けておらず、実際に取り付けて使用した感想をもとに執筆しています。
今回の検証環境
| 車両 | スバル レヴォーグ VN型 A型 |
|---|---|
| 年式 | 2020年11月 |
| スマートフォン | Google Pixel 10 Pro Fold |
| Android | Android 17 |
| Android Auto | 17.5.663204 |
| OttoSafe Cam | v1014.9979011f.260718.L0560 |
本記事のAndroid Auto接続や操作性に関するレビューは、上記の環境で実際に検証した結果です。車種や年式、ナビ、スマートフォン、OS、Android Auto、OttoSafe Camのバージョンによって動作が異なる可能性があります。
\ 前後ドラレコ+ワイヤレスCarPlay・Android Auto対応 /
最新仕様・付属品を確認できます
OttoSafe Camを実機レビュー

購入前には、車両がOttoSafe Camの対応条件を満たしているか確認しておきましょう。公式サイトでは対応車種一覧が公開されており、一覧にない車種については有線CarPlayへの対応確認が案内されています。
OttoSafe Camは、前後2カメラのドライブレコーダーと、ワイヤレスCarPlay・Android Autoアダプターを組み合わせた車載製品です。
通常であれば、ドラレコはドラレコ、CarPlayやAndroid Autoをワイヤレス化するなら別のアダプターを用意することになります。
OttoSafe Camでは、この2つをひとつのシステムとして利用できるのが特徴です。
フロントカメラは2K QHD、リアカメラは1080p Full HD。前後を同時に録画しながら、純正のカーナビ画面をドラレコのモニターとして利用できます。

実際に使ってみて便利だったのは、ライブ映像を見るだけではなく、microSDカードへ保存された録画済み映像もカーナビ画面から直接確認できることです。
ただし、Androidスマートフォンで使用する場合には、取り付け直後にペアリングを始める前に確認しておきたいことがあります。
内容物紹介
箱を開けると、フロントカメラ本体と、レシーバーが見えてきます。




レシーバーと車に接続するケーブルは、USB-A to USB-CとUSB-C to USB-Cのケーブルが付属してます。

ドラレコの電源アダプターです。シガーソケットにさすだけのもので、USB Type-C給電ですね。

こちらが、リアカメラです。配線も長く、大抵の車なら大丈夫だと思います。

まずファームウェアを確認するのがおすすめ
OttoSafe CamをAndroid Autoで使う予定なら、私が最初におすすめしたいのが、レシーバーのファームウェア確認です。
私は最初、この確認をせずにAndroid Autoへ接続しようとしました。
ところが、なかなか繋がりません。
Bluetoothの登録を削除してやり直したり、Wi-FiをOFF・ONしたり、Android Auto側の設定を見直したり、スマートフォンを再起動したりと、かなりいろいろ試しました。
それでもAndroid Autoが正常に起動しないので、最初はスマートフォンとの相性を疑いました。
しかし、調べていくとOttoSafe Camは発売当初からAndroid Autoに対応していたわけではなく、後のファームウェアアップデートによってAndroid Auto機能が追加されていることが分かりました。
公式のアップデート履歴では、2026年7月24日に公開されたL0560 Build 260718でAndroid Auto機能が追加されています。
つまり、製品側のファームウェアが古い状態だった場合、スマートフォン側の設定を何度変更してもAndroid Autoへ正常に接続できない可能性があります。
【OttoSafe Camのレシーバー本体】

そこで、OttoSafe CamのレシーバーへWi-Fiで直接接続し、管理画面からファームウェアのバージョンを確認しました。
【スマートフォンからOttoSafe CamのWi-Fiへ接続した画面】
左が「更新前」、右が「更新後」となります。


もしも、260508の場合は、Android Auto対応版へのアップデートが必要です。今回の検証では260718へ更新しました。


ファームウェアの更新方法は、付属の説明書に記載されているので、読みながら実施してください。
【ファームウェアのバージョン更新方法】
USB給電のため、モバイルバッテリーでも動作が可能です。
Wi-Fi画面から、CARR-d247を探して接続します。
この時、以下のメッセージが出ますが、「はい」を押します。


その後、スマホから、Wi-Fi Directモードでレシーバーに接続する必要があります。
使用するスマホによって操作が異なりますが、設定画面からWi-Fi Directを検索すれば出ると思います。そうすることで、以下の画面となるので、「CARR-d247」に接続してください。

既に最新版であれば、「既に最新バージョンです。」と出ます。

OttoSafe Camの取り付け手順
ファームウェアの状態を確認したら、OttoSafe Camを車へ取り付けていきます。
製品構成自体は、それほど複雑ではありません。
大まかな取り付けの流れは次の通りです。
フロントカメラを取り付ける
まずはフロントカメラを取り付けます。
取り付け位置は、運転席から見たときに視界を邪魔しにくく、それでいて前方をしっかり記録できる位置を選びます。
【フロントカメラの取り付け位置】

私は最終的な位置を決める前に実際の映像を確認し、道路やボンネットがどの程度映るかを見ながら調整しました。

カメラを上に向けすぎると空の割合が増えてしまいますし、下に向けすぎると遠方の状況が確認しづらくなります。
実際のライブ映像を見ながら決めるのが一番分かりやすいと思います。
【フロントカメラの配線】
今回のレヴォーグVN型では、Aピラーを浮かせて配線を通しました。固定方法は車種によって異なるため、無理に引っ張らないよう注意してください。

配線が長いので、この辺の隙間に埋めてしまいましょうw

この配線は、センターのシガーソケットまで下側を這わせて持って行きます。
リアカメラを取り付ける
続いてリアカメラです。
【リアカメラの取り付け位置】

こちらも後方の道路状況をできるだけ広く記録できる位置へ取り付けます。
前後ドラレコの取り付けで一番手間がかかるのは、カメラを貼り付ける作業よりもリアカメラの配線かもしれません。
リア側から前方までケーブルを通す必要があるため、車種によってはルーフライニングやピラー周辺へ配線を通します。
【リアカメラの配線を通した部分】
ウェザーストリップを剥がして、線を通して行きます。

センターピラーは、このように隙間に埋める形で入ります。

続いて、リアドア上部も同じようにウェザーストリップを剥がして入れていきます。

こんなイメージで背面までもっていきます。割と楽勝です。


バックドアのウェザーストリップを剥がしていきます。一度もウェザーストリップを剥がしたことがないと、結構固いかもしれません。レヴォーグも硬かった。

真ん中に天井を留めているピンがあるので、慎重に外します。勢いよく引っ張ると内装が折れる可能性があるので、内装はがし(クリップクランプツール)を使って外しましょう。

続いて、バックドアのカバーも外していきます。端っこに内装はがしを突っ込んでパリッと剥がします。


バコっと剥がしてください。感覚は、慎重に、そして大胆に・・w

難関ポイント!ジャバラを外します。レヴォーグは、ゴムだけだったので簡単です。プラスチックの留め具があるタイプだと、外したあとに戻すのが結構大変ですw

ジャバラを縮めるようにして配線を通したら割と楽に貫通!いつもは、配線通し器具を使ったりするのですが、今回はすんなりいきました。シリコンスプレーもせず、簡単に通りました。

あとは、カメラの位置を決めて、配線をするだけで完了です。長い配線は、天井に入れて隠してしまいましょうw


配線の注意点
サイドカーテンエアバッグが装着されている車では、配線がエアバッグの展開を妨げないよう注意が必要です。
また、レヴォーグのように、ハッチバックやSUVの場合は、リアゲート部分の蛇腹へ配線を通す作業が必要になることもあります。
内装の取り外しや配線作業に慣れていない場合は、無理にDIYせずカー用品店や電装店などへ依頼したほうが安全です。
専用レシーバーを接続する
前後カメラを取り付けたら、OttoSafe Camのレシーバーを車両側へ接続します。
【車両へ接続したOttoSafe Camレシーバー】

このレシーバーがスマートフォンと車載ディスプレイの間に入り、ワイヤレスCarPlay・Android Autoとドラレコ機能を連携させます。
物理的な取り付け自体は、それほど難しいとは感じませんでした。
今回私が一番苦戦したのは、取り付け作業よりもAndroid Autoの初回接続です。
Android Autoの接続で苦戦したポイント
取り付けが終わったので、次にAndroid Autoへ接続してみました。
私は最初、一般的なワイヤレスAndroid Autoアダプターと同じように、Bluetoothでペアリングすればすぐに使えると思っていました。
ところが、うまくいきません。
レシーバー自体はスマートフォンから認識できるものの、その先へ進まなかったり、Android Autoが正常に起動しなかったりしました。
そこで、Bluetoothペアリングの削除と再登録、Wi-Fiの再設定、Android Auto設定の確認、スマートフォンの再起動などを試しました。
それでも最初は繋がりませんでした。
ここで重要だったのが、先ほど紹介したファームウェアです。
OttoSafe Camは、もともとCarPlayを中心とした仕様だったようで、その後のファームウェアアップデートによってAndroid Autoへ対応しています。
そのため、Android Autoが繋がらない場合は、スマートフォン側の設定を延々と触る前に、OttoSafe Cam側のファームウェアを確認したほうがいいと思います。
私もファームウェアを確認・更新したうえで設定をやり直し、最終的にはAndroid Autoへ正常に接続できました。
【Android Autoへの接続が成功したカーナビ画面】

私が実際に試した限りでは、ファームウェアを確認して正常に接続できたあとは、Android Autoの普段使いで困ることはありませんでした。
ですので、OttoSafe Camそのものを「設定が難しい製品」とは感じていません。
Android Autoが途中から追加された機能だということが少し分かりづらく、その情報を知らずに設定すると苦戦しやすい、という印象です。
できれば、今後出荷される製品は、Android Auto対応版へ更新した状態で販売してほしいですね。
CarPlay・Android Autoの接続方法
ファームウェアの確認・更新が終われば、CarPlayやAndroid Autoの接続そのものはシンプルです。
OttoSafe Camのレシーバーを車両側へ接続し、スマートフォンのBluetooth設定からレシーバーとペアリングします。
※ワイヤレスCarPlayやAndroid AutoではBluetoothだけでなくWi-Fiも使用するため、スマートフォン側のWi-FiがOFFになっている場合は正常に接続できない可能性があります。
初回設定が完了すれば、次回以降は車のエンジンを始動すると自動的にスマートフォンへ接続します。
私の場合、一度正常に設定できてからは接続で特に困ることはありませんでした。
スマートフォンをポケットやバッグへ入れたままでもAndroid Autoが使えるので、毎回USBケーブルを挿す必要がありません。
ほんの小さな手間の違いなのですが、毎日車に乗る人ほど便利さを感じやすいと思います。
実際に気になった不具合・表示の違い
今回のレヴォーグVN型では、Android Auto接続中でも車載画面にApple CarPlayのアイコンが表示されることと、メーターパネルに楽曲名が表示されない現象を確認しました。
細かな不具合ではありますが、Android Auto自体は使用できています。
こちらについては、不具合報告としてOTTOCAST様へ連絡しています。


もう一点気になったのが、Android Autoの表示スケールです。これまで使用していたOTTOCAST Miniと比べると文字やアイコンがかなり小さく、タップしづらく感じます。
スマートフォン側のAndroid Auto設定から解像度を変更してみましたが、どの設定でも有線接続時と同じ見やすさにはできませんでした。
使用できないほどではないため、現在はそのまま使っています。


【参考までに、有線接続及び、Ottocast Mini時の画像】
ナビも見やすく、アイコン一覧も全画面で操作し易い。


※ちなみに、Android Autoの解像度設定は開発者モードにしないと見られません。こちらも機種によって異なるかと思いますが、Android Autoの設定画面の「バージョン」を連打することでデベロッパーモードになり、右上のハンバーガーメニューから「デベロッパー向けの設定」で動画の解像度が設定出来るかと思いますが、自己責任でお願いします。

前後ドラレコ+ワイヤレスCarPlay・Android Auto
\取り付けや接続方法がイメージできたら/
最新仕様は公式サイトで確認できます
OttoSafe Camを実際に使って分かったこと
ここからは、OttoSafe Camを実際に車へ取り付けて使ってみて、私が感じたことを中心にレビューしていきます。
ここまで紹介したように、Android Autoの初期設定ではファームウェアの関係もあり、正直かなり苦戦しました。
ただ、その部分をクリアしてしまうと印象は大きく変わります。
実際に普段使いしてみると、OttoSafe Cam自体の操作はかなりシンプルです。Android Autoも正常に接続できるようになってからは安定していますし、ドラレコのライブ映像や録画済み映像もカーナビの大きな画面から確認できます。
さらに、必要であればGoLookアプリを使ってスマートフォンから映像を確認したり、動画を保存したりすることもできます。
私が実際に使って感じたのは、OttoSafe Camは「高機能だから操作が複雑な製品」ではなく、最初の設定さえ終わってしまえば、普段はかなり簡単に使える製品だということです。
特に、ドラレコの確認作業をカーナビ画面だけで完結できるのは、実際に使ってみると思っていた以上に便利でした。
普段使いの操作性はかなり良い

OttoSafe Camを実際に使ってみて、まず良いと感じたのが普段の操作性です。
車に乗ってOttoSafe Camが起動すれば、普段通りAndroid Autoを使えますし、ドラレコの映像を確認したい場合もカーナビ画面からドラレコの画面へ移動するだけです。
メニューについても、初めて触ったときから何を操作すればいいのか比較的分かりやすく、説明書を何度も確認しないと使えないような複雑さはありません。

フロントカメラを見る、リアカメラを見る、録画された映像を見る、といった基本操作は直感的に行えました。
ドラレコは毎日細かく設定を変更する機器ではないので、個人的にはこういうシンプルさはかなり重要だと思っています。
機能が多くても、いざ録画映像を見ようとしたときに「どこから見るんだっけ?」となってしまう製品では使いづらいですよね。
その点、OttoSafe Camは純正のカーナビ画面を使って操作できることもあり、普段使いについてはかなり扱いやすいと感じました。
Android Autoの接続は設定後なら安定
初期設定では少し苦戦しましたが、一度正常に接続できてからは、Android Autoの使い勝手はかなり良好です。
今回の検証では、2020年11月式のスバル レヴォーグ VN型 A型と、Android 17を搭載したGoogle Pixel 10 Pro Foldを組み合わせて使用しています。
設定後は、車に乗ってエンジンを始動すると自動的にAndroid Autoへ接続されるため、毎回スマートフォンを取り出してUSBケーブルを挿す必要がありません。
スマートフォンをポケットやバッグへ入れたままでも、ナビや音楽、通話などをそのまま利用できます。
実際に使っている範囲では、頻繁に切断されたり、毎回接続をやり直したりするようなことはなく、普段使いでは安定しています。
有線接続では、車に乗るたびにスマートフォンへケーブルを接続する必要がありますが、OttoSafe Camを使えばその手間がなくなります。
一回ごとの差は小さいものの、毎日車に乗る場合は、このワイヤレス化の便利さをかなり感じますね。
初期設定には少し手間取りましたが、設定完了後のAndroid Autoについては、私の環境では十分実用的で安定して使えています。
ナビ画面で録画確認できるのが便利
OttoSafe Camを実際に使ってみて、個人的にかなり気に入ったのが、録画されたドラレコ映像をカーナビの画面から直接確認できることです。
OttoSafe Camでは、フロントカメラとリアカメラのライブ映像をカーナビ画面へ表示できます。
【カーナビに表示したOttoSafe Camのホーム画面】
起動時に、CarPlay/Android Autoにするか、ドライブレコーダーを表示するかを選択出来ます。なお、右上にある「設定」マークで、起動時にどちらを起動するかも選べます。

ドライブレコーダーを選択すると、Wi-Fi接続のための案内が出るので、タップします。

パスワードは元々入っていますので、「確認」を押すだけです。

ドライブレコーダーに繋がると、画面表示が切り替わります。※映像が曇っているのはフロントガラスが曇っているためです。

画面をタップすると、画面上部に「戻る」か、「CarPlay/Android Auto」に切り替えるかのボタンが現れる仕様です。

【カーナビ画面に表示したフロントカメラ映像】

【カーナビ画面に表示したリアカメラ映像】

ここまでは想像しやすい機能ですが、便利なのはライブ映像だけではありません。
microSDカードへ保存された過去の録画映像についても、カーナビ画面から一覧を開いて、その場で再生できます。
【カーナビ画面に表示した録画ファイル一覧】
「ファイル」のボタンを押すことで、一覧表示となります。画面上部に、写真・動画・鍵付のフォルダのボタンを選択することで、見られます。以下は、動画のボタンを押した一覧です。

【カーナビ画面で録画映像を再生している様子】

これは実際に使ってみると、かなり便利です。
一般的なドラレコの場合、録画映像を確認するためにドラレコ本体の小さな液晶画面を操作したり、スマートフォンとWi-Fi接続したり、場合によってはmicroSDカードを取り出してパソコンで確認したりします。
OttoSafe Camなら、車の中で録画映像を確認するだけなら、そのような作業は必要ありません。
例えば走行中に危険な場面があり、安全な場所へ車を停めたあとに「今の場面はちゃんと映っていたかな?」と思った場合も、カーナビ画面からすぐ確認できます。
わざわざスマートフォンを取り出してGoLookアプリへ接続する必要もありません。
普段の録画確認はカーナビ画面だけで十分です。OttoSafe Camを使っていて、私はこの機能がかなり便利だと感じました。
ドラレコとワイヤレスCarPlay・Android Autoを一体化したOttoSafe Camならではのメリットと言っていいと思います。
GoLookアプリは補助的に使うと便利
OttoSafe Camでは、GoLookというスマートフォンアプリからもドラレコへ接続できます。
【GoLookアプリのトップ画面】

アプリを使えば、スマートフォンからフロント・リアカメラの映像を確認したり、録画された動画を再生したりできます。
【GoLookの録画ファイル一覧】

実際に使ってみましたが、私の場合、GoLookアプリの操作性について特別使いにくいとは感じませんでした。
メニューも比較的シンプルで、見たい映像を選んで再生するという基本操作で迷うことはほとんどありません。
ただ、OttoSafe Camの場合はカーナビ画面から録画済み映像まで確認できるため、普段からGoLookアプリを使う必要性はそれほど高くないと感じました。
単純に、
「ちゃんと録画されているかな?」
「さっきの映像を確認したい」
という用途なら、カーナビ画面から確認したほうが簡単です。
ではGoLookは何に使うのかというと、私が便利だと思ったのは、録画した動画をスマートフォンへ保存したい場合です。
【GoLookから動画をスマートフォンへ保存する画面】
保存したい動画を長押しすることでメニューが現れて、ダウンロードすることが出来ます。

例えば事故やトラブルの映像をスマートフォンへ残しておきたい場合や、車を降りたあとに動画を確認したい場合にはGoLookが役立ちます。
つまり私の場合は、
- 車内で映像を見るなら「カーナビ画面」
- スマートフォンへ動画を保存するなら「GoLook」
という使い分けが一番しっくりきました。
GoLookはOttoSafe Camを使うために常に必要なアプリというより、スマートフォンへ映像を取り込みたいときなどに使う補助的な機能として考えると分かりやすいです。
カーナビ画面でも確認でき、必要なときにはスマートフォンからもアクセスできる。
確認方法をどちらか一方に限定されないところも、実際にOttoSafe Camを使って感じたメリットのひとつです。
フロントカメラの実際の映像
ここからは実際に録画した映像を見ていきます。
まずはフロントカメラです。
OttoSafe Camのフロントカメラは2K QHDで録画します。
【フロントカメラの実走行映像】
【フロントカメラ映像のスクリーンショット】

道路全体の状況については、普通に確認できます。
前を走る車、信号、道路標識、交差点、周囲の車両など、事故が発生したときに必要となる状況は記録できます。
その意味では、ドライブレコーダーとして必要な役割はしっかり果たしていると思います。
ただ、実際の映像を見た第一印象は、「2Kと聞いて想像するほど綺麗ではないな」というものでした。
特に気になったのがナンバープレートです。
【フロント映像のナンバープレート部分】

前方の車が大きく映っている状況や停車中なら確認できる場面もありますが、距離が離れたり、双方が走行していたりすると細かな数字はかなり見づらくなります。
そのため、「2Kだからナンバーもはっきり読める」と期待すると、少し違うと感じるかもしれません。
記事内には実際に私が撮影した映像も掲載していますので、購入を検討している方は実映像を見て判断してもらうのが一番だと思います。
リアカメラの実際の映像
続いてリアカメラです。
リア側は1080p Full HDで録画します。
【リアカメラの実走行映像】
【リアカメラ映像のスクリーンショット】

後続車の位置や車間距離、後ろから車が接近してくる様子などは問題なく確認できます。
追突事故やあおり運転など、「後方で何が起きていたのか」を確認する用途なら十分使えると思います。
ただし、リア側も画質についてはフロントと同じ印象です。
【リア映像のナンバープレート部分】

後続車のナンバープレートを常に鮮明に読み取れるほどの画質ではありません。
※写真は、停止している時のスクリーンショットなので鮮明に見えております。
車間距離や光の当たり方、速度差によっては細かな数字がかなり見づらくなります。
ですので、前後ともナンバー記録性能を最優先するドラレコとして選ぶ製品ではないと感じました。
前後カメラの画質を正直に評価
フロントとリアの両方を実際に録画して確認したうえで、OttoSafe Camの画質を一言で評価するなら、「画質は正直それほど良くない。ただし、事故時の状況を記録するドラレコとしては必要十分」です。
道路状況や事故の経緯を記録する用途には十分ですが、ナンバープレートの読み取り性能を最優先する場合は物足りないと感じる可能性があります。
ドラレコの役割を分けて考えると分かりやすいと思います。
まず、事故が起きた瞬間、走行していた車線、相手車両がどこから来たのか、信号や交差点の状況、後続車の動きなどを確認する用途。
これは問題ないと思います。
一方で、離れた車のナンバーを読み取ったり、走行中の対向車のナンバーを確認したり、夜間に細かな文字まで鮮明に記録したりする用途を強く求めるのであれば、もっと画質性能に特化したドラレコを選んだほうがいいでしょう。
2Kという表記を見るとかなり高画質な印象を受けますが、実際の映像品質は解像度だけでは決まりません。
イメージセンサー、レンズ、画像処理、ビットレート、明暗差への処理など、さまざまな要素が関係します。
| チェック項目 | 実際に使った評価 |
|---|---|
| 道路状況の確認 | 十分 |
| 前方車両の確認 | 十分 |
| 後続車の確認 | 十分 |
| ナンバープレート | 見づらい場面あり |
| 総合的な画質 | 必要十分 |
私としては、最高画質を求めるドラレコというより、CarPlay・Android Autoとの一体化まで含めて評価する製品だと感じました。
駐車監視とmicroSDの注意点
OttoSafe Camは駐車監視にも対応しています。
ただし、普通に取り付けるだけでエンジン停止後も24時間録画し続けるわけではありません。
駐車監視を利用する場合は、別途専用の降圧ケーブルなどを使用して常時電源を確保する必要があります。
駐車監視を利用したい場合は、標準付属品だけで希望する動作になるのか、購入前に確認しておくことをおすすめします。
常時電源を利用する場合は、車両の12Vバッテリーへの負担も考える必要があります。
特に、車に乗る頻度が少ない方、短距離走行が多い方、バッテリーが古くなっている車では注意したほうがいいでしょう。
録画媒体にはmicroSDカードを使用します。
ドラレコは常に動画を書き込み続けるため、microSDカードへの負荷が大きい機器です。
容量だけで安価なカードを選ぶのではなく、継続的な書き込みを想定した製品を使ったほうが安心だと思います。(ドラレコ用途なら、繰り返し書き込みを想定したHigh Enduranceタイプを選ぶと、より安心です。)
ドライブレコーダーや監視カメラなど、長時間の繰り返し録画を想定して設計された高耐久タイプのmicroSDカードです。一般的なmicroSDカードよりも書き換え耐性に優れており、録画データを上書きし続ける機器に適しています。
そして、個人的にもっと大切だと思うのが、定期的に録画できているか確認することです。
OttoSafe Camはカーナビ画面から録画映像を簡単に確認できるので、たまに最新の動画を再生し、正常に記録されているかチェックしておくと安心です。
事故が起きてから「実はmicroSDカードに記録されていなかった」と分かるのが一番困りますからね。
※以前、アウトバックのドラレコで、フロントは約2年、リアは約1年も録画されていなかったことがありました。w
時間があれば見てみてください↓

OttoSafe Camを使って感じたメリット・デメリット
実際に取り付けて使用してみて感じたメリットとデメリットを整理します。
使って感じたメリット
- ①前後ドラレコとワイヤレスCarPlay・Android Autoをまとめられる
- ②純正カーナビ画面をドラレコのモニターとして使える
- ③カーナビ画面から録画済み映像まで確認できる
- ④普段はスマートフォンアプリを使わなくてもよい
- ⑤GoLookからスマートフォンへ動画を保存できる
- ⑥一度接続できれば普段の操作は簡単
- ⑦前後カメラが最初からセットになっている
中でも私が一番便利だと思ったのは、純正カーナビの大きな画面をそのままドラレコ操作に使えることです。ライブ映像だけでなく、録画済み映像までカーナビ画面から確認できるので、スマートフォンアプリを使わない日も多いと思います。
使って感じたデメリット
- ①Android Auto利用時は最初にファームウェア確認をおすすめしたい
- ②Android Autoの初回接続で戸惑う可能性がある
- ③フロント・リアとも画質は特別良くない
- ④ナンバープレートが見づらい場面がある
- ⑤駐車監視には追加の配線が必要
特に画質については、購入前に実際の録画映像を確認しておくのがおすすめです。
事故時の状況が分かれば十分なのか、それともナンバープレートの読み取りまで重視するのか。この違いで、OttoSafe Camに対する評価はかなり変わると思います。
OttoSafe Camはどんな人におすすめか
実際に使用してみたうえで、OttoSafe Camが特に向いていると思うのは、次のような方です。
- ①これから前後ドラレコを取り付けたい
- ②有線CarPlayやAndroid Autoもワイヤレス化したい
- ③純正カーナビ画面からドラレコを操作したい
- ④スマートフォンを使わず録画映像を確認したい
- ⑤最高画質より機能のまとまりを重視したい
逆に、ナンバープレートの読み取り性能を最優先したい方、夜間画質を最優先したい方、すでに高性能な前後ドラレコを取り付けている方には、OttoSafe Camのメリットが小さくなる可能性があります。
また、すでに純正でワイヤレスCarPlayやAndroid Autoが使えている車の場合も、ワイヤレス化というメリットは少なくなります。
この製品の魅力は、単純なドラレコ性能だけではなく、ドラレコとワイヤレスCarPlay・Android Autoを純正ディスプレイ上でひとつにまとめられることにあると私は思います。
OttoSafe Camのレビュー総まとめ

OttoSafe Camを実際にレヴォーグへ取り付けて使ってみた感想としては、ドラレコ単体の性能よりも、ワイヤレスCarPlay・Android Autoとの一体感に魅力がある製品だと感じました。
特に便利だったのが、カーナビ画面からフロント・リアのライブ映像だけでなく、録画済みの映像までそのまま確認できることです。
普段の録画確認ならスマートフォンを取り出す必要はなく、必要な動画を保存したいときだけGoLookアプリを使えば十分だと思います。アプリ自体の操作も、私が使った範囲では特に分かりにくさはありませんでした。
一方、画質については少し厳しめの評価です。
フロント2K QHD、リア1080p Full HDですが、実際の映像を見ると、前後ともかなり高画質という印象ではありませんでした。
道路状況や信号、前後の車両、事故の流れを確認する用途なら必要十分ですが、ナンバープレートは見づらい場面があります。
私の評価としては、画質は必要十分。その代わり、前後ドラレコとワイヤレスCarPlay・Android Autoをまとめて使える便利さが大きな魅力です。
そのため、OttoSafe Camは、とにかく高画質なドラレコが欲しい人よりも、有線CarPlay・Android Autoをワイヤレス化しながら、前後ドラレコもまとめて導入したい人に向いていると思います。
純正ディスプレイを活用できるので車内もスッキリしますし、カーナビ画面から録画映像まで確認できる使い勝手の良さは、実際に使ってみて大きなメリットだと感じました。
購入を検討している方は、この記事に掲載しているフロント・リアの実映像も確認したうえで、自分が求める画質を満たしているか判断してみてください。
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